占いの種類と歴史を見る

一癖ある予言

占いとは全く違った方向で

占いを信じすぎるのはやめよう、とは口で言ってもどうしても信じたくなるのは人間らしい性といったものか。中でも悪い結果の占いほど尾を引きずるもので、それこそどうしてここまで当たっているのか驚きを隠せなかったという体験をしている人もいると思います。ただそれがあくまで占いによるものだとは、断定するなど本来なら出来ないはずだ。それでも信じてしまうのは、誰も彼もさきのことに対して漠然とした不安に駆られている、という証拠なのかもしれません。特に現代は安定、などというものを得るだけでも難しい時代だ。そんな激しい不安に襲われて心の拠り所を求める人もいるのかもしれませんが、求めすぎてイタイ人になっては元も子もありません。

良い結果ほど占いは当たらないもの、例えば絶好調と言ってもその日は朝の寝起きから最悪で、道端で動物の糞を踏んだり、電車内で足を連続で踏まれたり、信号に連続で引っかかったりと、あべこべな展開に見舞われることだってある。ちなみに言えば筆者の体験も混じっている、良いと言われながら危うく鳥の糞が頭に掛かりそうになった事だってあるからだ。

ここまでならまだ日常の些細な事として割り切ることは出来ますが、占いの中でも一癖ある方向に進化すると異様に面倒なことになりかねないものもある。『予言』、未来における事象で必ず起こるだろうと断言しているものは、占いの中でもかなり面倒な部類に位置していると言える。

予言といえば

予言をする人、つまりは預言者についてですが人類史においてこの方ほど有名な人はいないでしょう。『ミシェル・ノストラダムス』、中世フランス、ルネサンス期にて活躍していた詩人であり、医師であるその方が残した記録にはいずれ世界には様々な現象が起こると予言した。彼の予言は数多くありますが、中でも日本人がある意味注目したのは『世界滅亡の日』というものだ。

大仰を通り越しての一大事だ、そんなことを考える間もなく人も死滅するのではないかという内容になります。そして世界が真の意味で終焉を迎えると予測されていた日もあります。当時を知っている人ならよく知っていると思いますが、1999年7月に世界を滅ぼすアンゴルモアの大王が舞い降りてくるといった物だ。

当たり前のことですが、何も起こりませんでした。真に受けていた人もいたのかもしれませんが、恐ろしいくらいにいつもどおりの平凡な日々を過ごして、何事もなく夏休みに突入していたのが筆者における当時の印象だ。

ノストラダムスの大予言とまで言われ、起こるだろうと言われていたことは何一つ起こりませんでした。そんな彼が残した予言には様々な物があります。少し挙げてみると、意外と多くの予言を残していたという。

ノストラダムスの大予言 一覧

  • 世界に共通言語が出来上がる
  • 2012年12月、今度子世界滅亡
  • 不老不死の技術が出来上がる
  • 経済システムが変わりつつある
  • アメリカ西側にて巨大地震が発生
  • 世界が放射能に汚染される
  • 動物と話せるようになる
  • 2013年以降、子供を生むのに届け出が必要となる
ノストラダムスの予言が流行った理由は

こうしてみると様々な事象に対して予言していますが、実際に変革をきたしているものもあります。ただ歴史的な観点からすれば、従来通りのシステムでは対応できないという意味で見れば、進化論といった方が話は早い。これは予言ではなく、物事の成り立ちを考えればそうなるのは当然だ。中には突拍子もないこともあります、不老不死の技術ができるなどと言うのもありますが、個人的にそんなこと実現したくないと思っている。長生きしたっていいことがないとすら考えていますから、死ぬときはぽっくりと死んでみたい。

予言の中でも特に注目を集めたのが世界が滅亡するというもの、これは日本人なら与太話だとは思っても気にしないことはなかった人もいるはずだ。ですがどうして異国の預言者が語った予言をここまで信じたのか、その理由を紐解いていくとやはり起源はあります。日本のルポライターが執筆した書籍が大ヒットしたことで、ノストラダムスの予言が本物だと信じこまされた人が流言したために多くの人が滅亡すると思い込んでしまったのだ。何ともはた迷惑な話だ。

結果からすれば

一見すれば予言も間違ってはいないともいえますが、世界の滅亡説については転々としている。2012年だったり、2015年だったりと話が都合よく展開していくのを見ると何が真実なのかがわからなくなる。しかも後者の場合、日本の和歌山県が2015年9月に滅亡するという、物凄いピンポイントな崩壊予言まで言われていたほどだ。

占いを信じて周囲を悩ます人もそうだが、偉人達が残した予言を信じきって世界の滅亡は近いと信じきっている人も中々面倒くさくなってしまいます。