占いの種類と歴史を見る

相から見えること

一定の形から運勢を紐解く

生年月日などその人の不変的な情報を参考にして占う命術、抽象的な問題に対して必然性を結びつけることで答えを見出す卜術、といった具合で見て多種多様な占術が存在している。その中でも代表的な占いというものはいくつか存在していますが、どれを好きになるかは個人差により異なります。

運勢を占うというのも手段は状況に応じて変化するものだが、他にはこんな占いも存在する。『相術』という言葉を聞いたことがあるだろうか、この占いについては物の形、さらに様子から運気がどのように流れているのかを読み解く物となっている。こちらの占いに該当するものの中には日本で非常に高い人気を獲得しているものもある。

相術 概要

相術と呼ばれる占いは物の形や様子で運勢がどうなっているかを知るものですが、具体的にいうとこういうところに着目している。

  • 家具の配置
  • 色の使い分け
  • 利用している物の形

大まかに考えれば上記3つの特性をきちんと理解した上で応用していくと、運勢が劇的に変化するとまで言われています。ここまで言えば分かると思いますが、相術の中で最も有名な占いといえば、『風水』がある。この占いも古代中国から言い伝えられているもので、日本でも古くから利用されているものとなっている。風水において物はもちろん、都市や住居、建物に墓といった物全て、配置する場所により吉凶禍福が決定すると考えられている。

そのため古代の中国から建物はおろかものの配置1つに至るまで慎重に置いていかなければならないと考えられており、1つでも配置ミスは許されないと考えられていた。これには位置を事細かくすることで気の流れを自由に制御することが出来ると考えられてのことで、日本でもそんな考え方がユニークとして受け入れられていきます。

例えるなら自室の模様

風水を応用する場面といえば、やはり自宅の家財道具をどう設置するかという点だ。人によっては一戸建て内部全て風水に沿って考えたという人もいるでしょう。家の中でも度々金運を挙げるためにはどうしたら良いか、悪い気を家の中に溜めないためにはどうしたら良いか、といった事を意識している人もいます。全てといかなくても、自室くらいは意識しているという人もいるかもしれません。いうなれば部屋の模様替えをするときには、風水の本を見ながらやっている人もいるのではないか。

そこまでガッチリとする必要性は全く無いが、こだわる人はとことんこだわる筈だ。しかし、日本で現在まで発達している風水に関しては、中国で語られているものとは実は違っており、独自発展した日本式風水となっているのです。そのため正確に言えば日本の風水とは『家相術』、もしくは『九星気学』といった呼び名が一番適切な物となっている。

いつから独自色を持つようになったか

では日本で言うところの風水が、中国本土のものと全く別物になっていったのか、その歴史を見ると始まりは現代ではなく、平安時代以前からと言われている。最もわかりやすい例が平城京・平安京だ。都の東西南北に位置するべき四神が位置する方角に沿って建京することになったが、既にどの方角にその四神を設置するかが既に固定化されていたのだ。本来なら見定めた上で適切な配置をしていくのが基本のところを、日本独自の理論に基づいて設計してしまっていたのです。

そのため風水の起源として見ればよく分かりやすいが、中国の風水とは明らかに違ったものであることを理解しておかなくてはならない。

風水というものは

ただ風水にしても古代の時代においては人々が応用しているにもかかわらず、その歴史が一度途絶えてしまったが故に現代まで存在すら知らなかったという人が非常に多いのです。歴史を学ぶ上でもそこまで重要な存在ではなかったためでもあるせいか、風水は現代になってようやく日本に言い伝えられた斬新な占いだと、信じて疑わない人もいる。

知らなかった人の規模を見ればあながち間違ってはいないのかもしれないが、それはそれで先達達が残した記録をきちんと言い伝えられていなかった自国ならではの責任が伴っているだろう。